阿戸中学校は、広島市東部の豊かな自然の中で、あたたかい阿戸の地域の方々に見守られながら、阿戸小学校と連携して魅力ある学校づくりに取り組んでいます。

 将来の日本を担う人材として、基礎となる力、「生きる力」を身につけるために9年間の義務教育を充実させること、ふるさと阿戸町を愛し、地域に貢献できる阿戸っ子を育てることが、阿戸中学校の使命です。

 そのために、小規模校の強みを生かして、次のような教育活動を行っています。

1,校舎一体型の小・中連携教育を行っています。

2,将来的には、幼・保・小・中連携として、15年間教育をめざしています。

3,地域との交流活動や見守り活動を多く持ち、まちぐるみで子どもを育てています。

4,学習面・生活面できめ細かい指導を行っています。

5,生徒の主体性を引き出す生徒会活動や学級活動に取り組んでいます。

 

 この7月から、連携4年目にして一体型の校舎となり、小学生と中学生が同じ校舎で学んでいます。いままであたりまえに行動していたことが、小学生と一緒だと勝手が違うことが多々あります。そんな日常の中で、年下のものを思いやったり、配慮ある行動を取ることを、自然に学んでくれることを願っています。また、伝統的に阿戸町のご高齢の方々とふれあい、声をかけていただく機会を多く持っている本校では、あたたかくてやさしい心が育まれています。このことが、本校の一番の魅力であり、中学校だけの努力ではできない大きな強みです。一体型の小中連携を新たなスタートとして、幼稚園・保育園も巻き込んで、“まちぐるみ”で、“寄ってたかって”“阿戸っ子”を育てていきたいと思います。

子どもたちの夢を育て、保護者の皆様の願いを受け止め、阿戸町とともにある阿戸中学校を創るために、教職員一丸となってがんばりますので、ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

校長 藤本 恵

学校長あいさつ