校長挨拶
 


 広島市立阿戸中学校は、昭和22年4月1日に広島県賀茂郡熊野跡中学校として発足いたしました。以来、幾多の変遷を経て昭和49年11月1日に広島市と合併して現在の校名となりました。

 本校の特徴を簡単に述べるならば、自然と共存できる環境と地域社会を巻き込んだ教育環境だと思います。

創立以来の校訓「自主・敬愛・責任」の意味は、『自主:自分自身を真剣に見つめる心』、『敬愛:他の人をやさしく思いやる心、美しいものや気高いものに素直に感動する心』、『責任:社会のため、地域のため、公共のために進んで尽くそうとする開かれた心』であることから、学校経営におきましては、こうした豊かな心の育成を主眼において、本校の教育目標を「自主・敬愛・責任を行動に表す生徒の育成」に定めました。

現在、阿戸中学校の生徒達は伸び伸びと学校生活を送りながら、それぞれの個性の伸長に励んでいます。

今後とも、地域とともに創る学校の在り方や小規模校で出来る一人ひとりに行き届いた教科指導はどうあるべきかを模索しながら、『元気な阿戸中生』の笑い声が絶えない教育環境作りに教職員一丸となって取り組んでまいります。


平成21年度は阿戸中の「熱中!感動!夢づくり」をあなたと共に!

現在,中学校長である私が心配していることは,子ども達が「学び」から逃避していないかということです。これは日本社会が変化したからなのか。人々の価値観や生き方が多様化したからなのか。何が原因かわかりませんが,どうも現代社会では人の生きがいや人生の目標を見出すことは,ますます困難になりつつあるようです。

このような変化の中で,阿戸の子ども達が,学び,働き,生きることの意味を自覚し,将来への意欲を高めていくためには,学びの「センター」である阿戸幼稚園をはじめ,阿戸小学校や阿戸中学校の果たす役割が,これまで以上に重要になると思います。

本校では「分かった!」「できた!」「なるほど!」など,子どもの心に感動や達成感を生み出す教育活動を行うことで,子ども達は学ぶ喜びを感じ,それが子ども達の学力をつけることになると考えています。そして,喜びを子ども達と共有することができれば,教職員の「やりがい」にもつながると思っています。

つまり,教育実践が子ども達や教職員の「感動」と共鳴することで,児童生徒の学力となって定着するし,職場の活性化にもつながるというのが私の考え方です。

こうしたことから,平成21年度から「熱中!感動!夢づくり」のある教育を求めて学校経営を進め,阿戸中学校の限りない可能性とその具現化に向けて,「児童生徒,教職員,保護者・地域の人々」,この三者の協働で次の三つのことをやりたいと考えています。

@どの子にもわかる授業の実現

A地域の教育力を生かした教育の推進

B熱中・感動体験活動の充実

 

広島市立阿戸中学校 校長 村田吉弘